体を整へ心身の苦痛を取り去る ∽整体の安穏亭∽

施術法について
体は様々なバランスの上に成り立っており、脳と体中の感覚器が情報を集め、骨格筋や内臓筋をコントロールしています。
関節においてもバランスがあり、そのコントロールが狂うと関節の中心軸にはゆがみが起こります。軸のゆがんだ関節は不安定となって、全身への連動性を失い孤立化します。その結果、周囲の筋肉は緊張し、コリや痛み、慢性疲労、長く続くと自律神経をも乱します。
施術は主に「集心法しゅうしんほう」を用いて関節の中心軸を修正し、バランスを回復します。操法後は中心軸の修正度合いを確認し、事前チェックした状態と比較、必要があれば操法を繰り返します。

集心法とは
集心法とは、歪んだ中心軸をとらえ、本来の正しい状態へ抵抗させず誘導する技術です。
軸の歪みは無理矢理動かすことは出来ません。無理をすれば内部の筋緊張の増大によって激しく抵抗され、動かすどころか悪化させる場合もあります。集心法は歪んだ軸を正確にとらえ、その軸の向きのみ変えることで、内部の筋緊張に阻まれることなく軸を修復できます。その動きは関節を大きく動かす通常の動きとは異なり、ごく小さな動きのため痛みも伴いません。 施術部をあまり動かさず力の向きだけを操作するため、患部は固定され少し圧迫感を感じるかも知れません。
中心軸の歪んだ方向を検査し軸をとらえ、その後二つの操法（集束、振幅）に展開し、本来の位置へ修正します。
集束）中心へ向かう方向にゆっくりと動きを加える。
振幅）左右にわずかな揺れを加えながら中心へ向かうよう動きを加える。